お墓選びのポイントについて

相場を知っておく

良くお墓というのは、一生のものなので高くついても良い・・・という考えが存在します。
ですが、お墓というのは一生のものどころではなく、それ以上のものになるのでどこにお金をかけるかを配慮すると良いでしょう。

というのも、ほとんどのお墓は50年以上も経過すると、段々と傷みが良く見えるようになってくるからです。
なので、メンテナンス費用も含めて、お墓選びのポイントとするのが重要です。

例えば、300万円もするのに、高級な素材が使われているので高いだけ・・・というのは、最悪の結果を招く恐れがあります。
高級な素材イコール丈夫な品物ではないので、そのことに注意して購入を決断すると良いでしょう。
補足となりますが、200万円以上の墓石を購入している人は、全体の20%前後しかいません。
全体の50%と言われていたのは昔の話なので、一生ものだと思って大事にする精神と同時に、高すぎる墓石には業者側の意思があり、無駄に高く付いていると判断することが肝心です。

ちなみに、墓石の中でも高いものでは500万円以上のものもありますが、300万円ほどの墓石とほぼ同じ構成となっています。
サイズが大きくなると料金が高くなりやすい、もしくは予約注文の対応を取っているので、人件費、加工費の面で高く付きやすいだけです。
間違っても丈夫になっている、他にもオプションなどが付いてくる・・・というものではないことを理解しておきましょう。

それと、墓石で安いものでは10万円~20万円とされています。
共同墓地のように縦長の墓石、もしくは埋め込みを前提としたタイプの墓石であれば、同じような墓石が量産されているので、実を言うと高い価格になる墓石がほとんどないのです。

最新のお墓を選んだほうが良い?

お墓選びのポイントの中には、最新のものほど良い?という疑問もあります。

こちらについてですが、サービス、メンテナンスに優れる墓石を考えているのであれば、最新式のお墓を選択するようにしましょう。
というのも、100万円台の墓石が多いだけでなく、自動で墓石のメンテナンス、もしくは、墓石の監視を行ってくれるサービスが付いてくるからです。

メンテナンスとは、墓石そのものの修復だけでなく、墓石周りの汚れ(雑草など)を処理してくれるサービス全般を言います。
墓石の監視とは、高額の墓石に見られるお供え物を監視してくれる、ビデオ監視システムのことです。
昔だけでなく近年においても、人の墓石に傷をつけたり、もしくはお供え物を盗んでいく輩もいるのです。
そのため、個人で監視するよりも、監視の実績がある最新式の墓石を販売している、そんな業者を頼る人が増えてきているのです。