脳は衰えが生じるもの
人は年を重ねると、だんだんと体に衰えが生じます。
見た目からわかる部分は老化がわかりやすいですが、実は体内のさまざまな器官や細胞も、老化が進んでいます。
そして40代や50代になると、脳にも衰えが生じやすくなります。
40代からは中高年と呼ばれる年齢になり、人生の半分くらいの年齢に差し掛かることになります。
自分ではなかなか気づきにくいものですが、脳の衰えは確実に進んでいます。
なるべく脳に良い習慣を取り入れることが、40代からは大切なのです。
脳に良い習慣と悪い習慣とは
人はさまざまな習慣をもって、日々の生活をしています。
習慣は「意識して考えなくても、無意識で行える行動」ですが、この中には脳に良い習慣と悪い習慣があります。
できるだけ若々しい脳を保つためには、日頃から脳に良い習慣を増やす必要があります。
脳に良い習慣とは、「考えること」です。
いつも考えるように気をつけると、脳を働かせることができます。
身の回りの生活を振り返ると、考えるべきことはたくさんあるはずです。
今日の夕食に何を食べるか、仕事の段取りをどうしようか、など、さまざまな考えるべきことがあります。
こうしたことをひとつひとつ考えることで、脳を働かせることができます。
人は運動をすると体を活性化させることができ、若い状態を保ちやすくなります。
脳もこれと同じで、よく働かせることで元気な状態を保つことができるのです。
そのため日頃から考えることを大切にして、元気な脳を作りましょう。
次に脳に悪い習慣として、「いつもぼんやりすること」が挙げられます。
いつも何も考えずに過ごしていると、脳を日頃からあまり使わずに生活をすることになります。
すると脳は体と同じように衰えるスピードが早くなり、若いうちから判断力が低下したり、物覚えが悪くなったりしてしまうのです。
また、ストレスを感じることも脳の機能を低下させやすいです。
ストレスはさまざまな病気を引き起こしますが、認知症などの脳に関する病気を引き起こすこともあるのです。
なるべくストレスを感じないような生活を意識するか、スポーツなどをして定期的にストレスを発散する必要があります。
脳を活性化させるには
脳を活性化させるために効果的な方法として、「人と話をすること」が挙げられます。
常にさまざまな人と話をすると、脳を元気に保ちやすくなります。
人とコミュニケーションをとるときには、話題を考えたり相手の話すことを理解したりする必要があります。
こうした行動には頭を使うため、脳を活性化させることができるのです。
また、相手の人と話すことで笑うなどの感情を引き起こしやすくなり、これも脳を元気に保つために役立ってくれます。
脳は使わないと衰えてしまいます。
40代や50代になったら、脳を元気にするよう心がけましょう。