宇宙で葬式も!?葬儀の色々な形

今注目されている葬儀の形

葬儀には色々な形があります。
家族葬や一般葬、自由葬など、故人の遺志を継いで最期の別れを惜しむための儀式ですので、一般的には葬儀社に頼んで執り行うことが多いです。

そんな中、最近注目を集めているのが宇宙で葬儀をあげる「宇宙葬」。
宇宙葬と呼ばれる中には、以下のような種類が存在します。

宇宙葬の種類その1ですが、人工衛星タイプの宇宙葬が有名です。
人工衛星のように、プカプカと浮いている状態で地球をゆったりと回るというコンセプトなので、最終的に大気圏に突入して流星になることで知られています。
ただ、人工衛星のように長時間宇宙に留まっていられるのか不明なため、どの程度で宇宙葬を体現できているのかが不明瞭なのです。
ですが、神秘的な宇宙の中でゆったりとした時間を過ごせるという概念から、着実に人気を上げている宇宙葬の一種でもあります。

宇宙葬その2ですが、安価なバルーン宇宙葬というものも存在します。
先ほどの流星となって宇宙葬を完遂するという目的で、バルーン宇宙葬を行うケースが多いのですが、宇宙葬で使用される遺骨の入った箱に関しては、バルーンで空に浮かせるという目的で使用されます。

使用されるのはバルーンだけなので、確実に人工衛星タイプよりも安価な宇宙葬になるため、人気の高い宇宙葬として多くの人が利用されているのです。
ただし、天候不順が目立つ地域では、バルーン宇宙葬を実現しづらいため、あまり知られていない宇宙葬の一種でもあります。

宇宙葬その3ですが、近年では宇宙旅行タイプの宇宙葬も知られるようになってきました。
宇宙旅行というのは、今の時代であれば宇宙旅行の訓練を受けている人で、健康が確認されている人であれば可能となっています。
しかも、宇宙旅行の途中に宇宙葬が行われますので、イベント尽くしの中で宇宙葬が行えることで人気を高めています。
ただし、こちらの宇宙葬は人気が高すぎるので、予約を入れられない場合は実現しづらいというデメリットも含まれています。

宇宙葬の今後の展望

宇宙葬の中には、探査機による宇宙遊泳タイプの宇宙葬というプランが練られています。
人工衛星タイプとの大きな違いは、半永久的に宇宙をさまようかもしれないという魅力があるところです。
今でも宇宙の人気の1つに、膨大で人の理解が及ばない宇宙空間、その大きさに対する憧れがあり、これにより膨大なものの中の1つとして、一体化できるのであれば宇宙葬も悪くないという考えが存在するのです。

ただし、現段階ではコンセプトが存在するだけで、プロジェクトが進んでいるのかは不明です。
もしかすると、将来的には当然のようにこのような宇宙葬を目撃することが増えるかもしれません。
宇宙葬には、そんなロマンも詰まっているところに大きな魅力があるのです。