仕事をつらいものと考えず、ゲームと考える

多くの人が夢中になることとして「ゲーム」があります。
ゲームの種類はさまざまなものがありますが、「難しい場面を次々にクリアして、ゴールを達成する」という流れで進めることが多いです。
仕事を大変なものと考える人は多いですが、実はゲームと同じように考えると楽しく働きやすくなります。

ゲームに例えると、会社の同僚は「仲間」といえます。
さまざまな同僚が仲間となり、ボスである難しいプロジェクトに立ち向かうのです。
あなたがお客様から契約を取る営業マンの場合、提案をするお客様がボスです。

ボスを倒すには、自分のレベルを上げることが大切です。
仕事の世界では、本を読んだりさまざまな経験を積んだりすることで、レベルが上がります。
最初はレベル1のように弱い状態かもしれませんが、こうした実践を続けることでレベルが10や50になっていくのです。
すると、より強いボスも撃破できるようになります。

ゲーム思考のメリット

このようにゲームとして考えると、仕事で過剰なストレスを感じることが少なくなります。
上司から怒られても「手強いボスだ」と考えられるようになり、心に余裕が生まれます。
また、同僚との関係が上手くいかない場合は、「この同僚は自分のパーティの中には入れないでおこう」のように考えることができます。

また、仕事をする中では、残業や休日出勤をしないといけないこともあります。
しかしこうしたこともゲームと思えば、「レベルアップにちょうど良い機会だ。最近時間を取れていなかったから、レベル上げのために出勤しよう」と考えることができます。

このように仕事をゲームと考えることで、仕事に楽しさを感じながら取り組むことができます。
これまでは大変なものでしかなかった仕事が、急に面白くやりがいのあるものに変わるのです。

仕事をゲームと考えることの効果

簡単なゲームは単調に感じて、すぐに飽きてしまいます。
仕事はハードモードのゲームと同じと考えましょう。
すると「どうすればクリアできるだろう」と頭を使うようになり、大きなプロジェクトなども達成しやすくなります。

ゲームはボスを倒したりひとつのステージをクリアできたりすると、「よし、次のステージも頑張ろう」と思いやすいです。
仕事もゲームと考えることで、「次のプロジェクトもやりがいがありそうだ。頑張ろう」と思いやすくなります。

このようにゲーム感覚で仕事をすることには、とても大きなメリットがあります。
仕事が大変だと感じそうになったら、いつも「仕事はゲーム」という考え方を思い出しましょう。
そうすることで、仕事を楽しみながら大きな成果を達成できるはずです。
ただし、周りの同僚や上司に「このステージはもう少しレベルを上げないと」のような話をするのはやめておきましょう。